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ガバナー公式訪問

現在RI(国際ロータリー)には、世界中で185か国に33000のロータリークラブがありますが、毎年取り組むべきテーマが変わりますし、ロータリーとしてバラバラな活動とならないようにガバナー公式訪問という行事があります。日本には34人のガバナーが毎年任命されています。当クラブのある佐賀長崎県は第2740地区という区分けになっており、この地区のただ一人のRI職員としてのガバナーの公式訪問によって、どのような活動を行っているのか、チェックを頂かねばなりません。普段は友愛の精神にて和気藹々な当クラブですが、この日ばかりは少し緊張して準備いたしております。

2023-2024年度ガバナー訪問

8月22日(火)、静養中の緒方信行ガバナーに代わり、第2740地区千葉憲哉副ガバナー、第2グループ山﨑清二ガバナー補佐、村瀨高広地区幹事、佐世保北クラブ松尾祐輔会長をお迎えして、ガバナー公式訪問例会を開催いたしました。
8月8日(火)例会には、クラブ協議会を無事済ませて、本日の公式訪問に臨みました。

会長 中山 晴義  幹事 佐藤 靖昭 

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地域行事

2018-2019年度 第1&第2グループIM

日時 2019年2月24日(日)15:00~18:00
場所 ガーデンテラス佐賀ホテル&マリトピア
IMテーマ 『会員増強・退会防止』

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当日は、田中洋介IMリーダーのもと、域内10クラブの会員233名とご来賓並びに講師として、福田金治ガバナー、増本一也地区幹事、野口 清パストガバナー、福元 裕二パストガバナー、駒井英基直前ガバナーをお迎えしました。
今回は、基調講演に続き、シンポジウムを開催しました。
北島恭一コーディネーターの元、パネリストとして、佐賀RC大坪恵介会員、多久RC飯盛康登会員、佐賀北RC池田和雄会員、神埼RC合瀨一男会員にご登壇いただき、テーマに沿った貴重な体験談が語られました。

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第一部基調講演  講師 直前ガバナー 駒井英基

講演要旨「会員増強について」
地区研修リーダー 直前ガバナー 駒井英基

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何処のロータリークラブでも、会員増強は必須である。そうしないと会員は毎年1つずつ年を取り、クラブ自体の活力がなくなるからである。しかし、他の先進国に比べても我が国の若年人口減少は顕著である。従って、従来型の勧誘方法だけでは、今は何とか効果があっても、10年後には対象者の絶対数が激減するので、難儀することになるのは必然である。
その対策を今から、各クラブとも皆でよく考えていく必要がある。それには、先ず自分のクラブが魅力的でないと勧誘もしにくいものである。どうすれば魅力が増すことができるかと言えば、クラブ独自の年次計画や長期の目標をもって、それを実現していかなくてはならないと考える。トップブランドの一部のクラブは別として、色々なクラブの特徴があっていいと思う。一般的なクラブでは、他とは違う何かクラブの特徴を持ちたいものである。
また、せっかく入会していただいた方には、研修していってもらわないと、新会員の理解度が低いままであるなら、会員として長続きしにくいものである。今後は、クラブで必ず、オリエンテーションを行っていただきたいものである。
結論からいえば、ロータリーは、基本理念を忘れなければ、根本は人であり、人間の繫がりである。さらに、ロータリーは人を育てる組織であるので、親睦の気持ちを大切にしながら、ロータリーを正しく語り伝え、会員のやる気を引き出し、会員に益々ロータリーを好きにさせ、立派なロータリーアンに育てることであると考える。

第二部基調講演  講師 2012‐2013年度ガバナー 福元裕二

講演要旨「退会防止について」
パストガバナー 福元裕二

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新入会員が3年以内にロータリークラブを退会する要因は様々だが、自分には合っていないとか、あまりメリットがないとか判断することが多いのではないかと推察します。
佐賀県は人口減少、若者流出、高齢化の進展等で活力が失われる恐れが迫りつつあると危機感を抱いています。私どもの教育機関に限らず全ての企業・団体等にとって、今後、喫緊の課題であると考えます。企業等の経営者が会員であるロータリークラブの例会や活動等もこれから少し見直しをして、会員同士が自らのビジネス或は地域の課題解決に役立つようなものにシフトしていくことも必要ではないかと思います。
若者を育て、地域に定着させるようなビジネスを展開して会員自身のビジネスにプラスになるような例会、クラブの活動等を行い、ロータリークラブの存在感を示していくことがいずれは会員の退会防止に結びつくものと思います。
本講演では、私自身がロータリークラブの多くの会員に支えられて事業を展開してこれまで継続できた経験をお話し、新入会員にロータリークラブのメリットを強調しながらこれからの展望をお話しできれば幸いです。

シンポジウム

シンポジウム要旨

IMテーマ「会員増強・退会防止」
コーディネーター 北島恭一

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駒井直前ガバナー・福元パストガバナーの基調講演でテーマに対する基本的な考え方やロータリーの目的・意義などを拝聴した。
それらを受けて、今回のシンポジウムでは各クラブの具体的な活動実態をパネルディスカッション方式で討論した。パネラーはクラブより推薦いただいた、佐賀RC大坪さん、多久RC飯盛さん、佐賀北RC池田さん、神崎RC合瀨さん4人のベテラン会員である。

先ずは「会員増強」について
本人の弁で「これまで20名以上を強引に入会させた」入会勧誘の情熱の取組。

ステータスクラブならではの入会の現状や閉ざされていた女性会員の入会。
このところ急激な会員増を達成された体験。
若手会員増強のためのクラブ内の改革・仕掛けなど話があった。
その後、会場より小城クラブ七田さんより、創立50周年を迎える会長時に解散の危機を感じる18名の激減の会員数を懸命な努力により30名以上に拡大のご苦労をお聞きした。
会員増強に成功する大事な共通点が分かった。
1、明確な目標(数) 2、強力なリーダシップ(会長・増強委員長)
3、クラブ周年事業などのタイミングが成功の秘訣ポイントである。


次に「退会防止」について
新入会員がロータリーのことを余り知らないまま3年以内に30%退会される現状に各クラブでは様々な働きをされているが実を結んでいない。
ロータリーの始まりは職業の違う少人数で炉端を囲んで談話が原点と言われている。今回のデイスカッションで「炉辺談話」を実行しているクラブの報告があり効果のある手法と思われる。ここはベテラン会員の出番である。新入会員とのコミニケーシヨンを期待している。ロータリーの友 2月号「友愛の広場」欄に参考冊子「西風の賦」が紹介されている。

更に今回討論はなかったが、ロータリークラブ活動の親睦・奉仕にビジネスチャンスを加えて3本の矢を掲げて会員増強・退会防止に成功したクラブの記事がロータリーの友で紹介されている。福元パストガバナーも基調講演の中でビジネスとの結びつきを間接的に示唆されており、今回のテーマには欠かせないキーワードでしょう。

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合瀨一男 パネリスト

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大坪恵介 パネリスト

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池田和雄 パネリスト

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飯盛康登 パネリスト

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会場より、小城RC 七田会員による報告

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